プーリです。
ニュースで語られることがなく、不思議と思ったことがあります。
日本の給与水準は、新興国に近づいてきているとのことです。
相対的貧困率もOECD加盟国では高いそうで、生活に困っている人が多いと感じていたも間違いではなかったんだなと思いました。
低い物価上昇率
2019年8月の物価上昇率(対前年同月)は、日本が0.6%に対し、アメリカは2.4%です。
出所:総務省「消費者物価指数(2015年基準)」、アメリカ労働統計局「Consumer Price Index」
日本はインフレ率を2%にすると言い出してかなりの年数が経過していますが、湾岸戦争や消費税増税、原油価格高騰などの特殊事情を除いた場合、インフレ率2%を超えたのは1985年が最後のようです。
インフレ率が低いというのは一見良さそうに思いますが、日本は低インフレ率の状態が長期にわたって続いていることが問題です。
インフレ率が低いということは、給与水準も低いままということです。
他の国は正常にインフレが進み、給与水準も上がっていきます。
日本は低インフレ率で給与水準も上がらないまま。
これでは新興国並みの給与水準に近づいていくというのも当然ですね。
購買力で負ける
国内だけの場合、このまま低いインフレ率で良いと思うのは大間違いです。
日本は多くの物を輸入に頼っています。
一番印象に残っているニュースがあります。
コロナ禍でマスク不足の時に購買力で他国に負けて、日本国内で深刻なマスク不足に陥ったということがありました。
単純に資金力だけではなく、日本式の買い方にも問題があったと思うのですが、買い負けていたというのは、他国より資金が少なかったのも原因なのかなと思います。
今の日本にとって円安は不利
多くの物を輸入に頼っている日本にとっては、円安は不利に働きます。
以前は日本から輸出する企業が多かったため、円安が企業業績のプラスに働いてきました。
しかし、近年の日本企業は国外に拠点を移しているところが多いため、円安のメリットは以前ほどではなくなったと思います。
投資信託や外国株式を買う場合の為替レートは?
外国資産を買う場合は円高の時に買う方が有利です。
円高の時は価格が下がるので買いやすくなります。
円安になると価格が上がります。
これは、外国の取引所でクレジットカードを使って暗号資産を購入する場合も同じです。
円高の時が、同じ額の日本円でたくさんの外貨(USD、EURなど)を購入することができます。
売るときは購入時と反対に円安の方が有利に働きます。
さいごに
資産を増やすために、以前は日本株に投資していましたが、今ではほとんどが外国資産です。
よくわからないまま行動していた事が、結果として良い方向に向かっています。
ブログを毎日更新するようになってたくさん本を読むようになりましたし、色々なことに興味を持つようになりました。
情報発信を通じて、みなさんと一緒に豊かになっていければ良いと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以下、シリーズ化された記事もお楽しみください。
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