プーリです。
毎日お弁当を作りながらテレ東のモーニングサテライトを見ています。
2021年6月11日の放送でeMAXIS Slimが人気だという話がされていました。
2021年6月10日のブログ記事でeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を解説したのでタイムリーだったなと思いました。
「人気No1のオールカントリー」
さて、今日は放送の中でも話されていた、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を解説していきます。
投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020の第9位
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」の第9位です。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が1位であったことを考えると人気が低いように思いますが、ベンチマークの10年リターンはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)の方が高い数値になっています。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)
ベンチマークの10年リターン 3.1倍
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
ベンチマークの10年リターン 4.4倍
一般的にリターンのみでファンドを選ぶ事は控えたいところですが、低コストのファンドであることは同じなので判断基準のひとつにしても良いのではないかと思います。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の概要
ファンドの目的
S&P500指数(配当込み、円換算ベース)の値動きに連動する投資成果をめざします。
ファンドの特色
1、S&P500指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
2、主として対象インデックスに採用されている米国の株式に投資を行います。
3、原則として、為替ヘッジは行いません。
S&P500は米国の代表的な優良企業500社の株式指数です。
銘柄の入れ替えも多くあります。
主な資産の状況
1 APPLE INC
アメリカ 6.5%
2 MICROSOFT CORP
アメリカ 5.4%
3 AMAZON.COM INC
アメリカ 4.8%
4 FACEBOOK INC-CLASS A
アメリカ 2.4%
5 ALPHABET INC-CL A
アメリカ 1.6%
6 ALPHABET INC-CL C
アメリカ 1.6%
7 BERKSHIRE HATHAWAY INC-CL B
アメリカ 1.4%
8 JOHNSON & JOHNSON
アメリカ 1.3%
9 PROCTER & GAMBLE CO/THE
アメリカ 1.2%
10 NVIDIA CORP
アメリカ 1.1%
年間収益率の推移2010年~2020年
2010年~2017年はベンチマーク、2018年~2020年はファンド実績
2010年 0.4%
2011年 -2.9%
2012年 27.0%
2013年 60.4%
2014年 31.7%
2015年 0.9%
2016年 6.1%
2017年 17.5%
2018年 -7.7%
2019年 30.5%
2020年 -1.3%
10年間のうちで、マイナスになっているのは3回だけです。
過去の実績だけに目を向けると、かなりの高パフォーマンスです。
ファンドの費用
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
投資者が信託財産で間接的に負担する費用
日々の純資産総額に対して、年率0.0968%(税抜 年率0.0880%)以内をかけた額
eMAXIS Slim全世界株式よりコストは低く設定されています。
仮に100万円の投資元本の場合、年間の信託報酬は約970円程度です。
信託報酬は、日々の運用残高から日割りで自動的に差し引かれるため、あらためて手数料を支払うということが無いので安心してください。
ファンド選びのポイントは、コストとリスク許容度の兼ね合い
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、運用成績もよく低コストなので選びたくなると思いますが、決して一点集中をすることは控えましょう。
銘柄や投資対象を分散してこそ、資産を築く道になると思います。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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