プーリです。
ネットを調べていたら、金融リテラシー調査というものを見つけました。
このブログはポイ活からスタートして、いつの間にか投資に移行しつつあるのですが、「金融リテラシー調査」を見ていくと、お金のことについて学ぶようになって良かったと思うような結果が出ていました。
金融リテラシーとは
日々の家計管理や資産形成、金融取引や保険、金利やローンの知識など、お金と上手に付き合うために必要な知識や判断力のこと。
金融リテラシー調査2019年調査結果(金融広報中央委員会)
調査時期 2019年3月1日(金)~3月20日(水)
調査対象 全国の18~79歳の個人25,000人
調査方式 インターネットモニター調査
調査の概要
金融リテラシー調査は、日本における 18 歳以上の個人の金融リテラシー(お金の知識・判断力)の現状を把握するために実施したアンケート調査。
調査について「行動特性・考え方等」に関する設問の一部には、「損失回避傾向」や「横並び意識」など行動経済学的な視点を取り入れています。
調査サンプルの属性として、性別、年齢、居住地、職業、年収等のほか、金融教育経験の有無等についても調査をおこなっています。
ボリュームがあるPDFファイルですが、とても興味深い内容です。
「金融リテラシークイズ」にチャレンジしてみましょう(1問20点)
自分自身の金融リテラシーを確認するための金融リテラシークイズが金融広報中央委員会のサイトに掲載されていました。
問1. 家計の行動に関する次の記述のうち、適切でないものはどれでしょうか。
① 家計簿などで、収支を管理する
② 本当に必要か、収入はあるかなどを考えたうえで、支出をするかどうかを判断する
③ 収入のうち、一定額を天引きにするなどの方法により、貯蓄を行う
④ 支払いを遅らせるため、クレジットカードの分割払いを多用する
⑤ わからない







正解は④
クレジットカードの分割払いを利用すると手数料(金利)が発生するため、支払いを遅らせるために分割払いを多用することは適切ではありません。
問2. 一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。
① 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
② 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
③ 住宅購入費、医療費、親の介護費
④ わからない







正解は②
老後費用、住宅費用、教育費用は、「人生の3大費用」といわれています。
問3. 金利が上がっていくときに、資金の運用(預金等)、借入れについて適切な対応はどれでしょうか。
① 運用は固定金利、借入れは固定金利にする
② 運用は固定金利、借入れは変動金利にする
③ 運用は変動金利、借入れは固定金利にする
④ 運用は変動金利、借入れは変動金利にする
⑤ わからない







正解は③
金利が上がっていくときには、運用収入が増加するため、運用を変動金利にすることが適当。一方、借入れについては、コストの増加を避けるため、固定金利にすることが適当です。
問4. 10万円の借入れがあり、借入金利は複利で年率20%です。返済をしないと、この金利では、何年で残高は倍になるでしょうか。
① 2年未満
② 2年以上5年未満
③ 5年以上10年未満
④ 10年以上
⑤ わからない







正解は②
72÷金利≒お金が2倍になる年数
この算式に当てはめて計算すると、「2年以上5年未満」ということになります。
問5. 金融商品の契約についてトラブルが発生した際に利用する相談窓口や制度として、適切でないものはどれでしょうか。
① 消費生活センター
② 金融ADR制度
③ 格付会社
④ 弁護士







正解は③
格付会社は、金融商品または企業・政府などの信用状態について評価(等級:信用格付け)を付与する企業であり、金融トラブル時に相談する窓口ではありません。
金融リテラシークイズの平均点
全国平均
52.6点
性別平均
男性 54.3点
女性 50.8点
年齢層別平均
18~29歳
39.5点
30代
45.9点
40代
48.6点
50代
54.3点
60代
57.9点
70代
56.9点
おわりに
1問20点なので、全年齢では3問以上正解すれば平均点以上ということになります。
みなさんの点数はどうだったでしょうか。
これからも一緒に学んで、豊かな生活ができるようになっていきましょう。
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